家を購入する際、多くの方が利用することになる住宅ローンですが、どの種類を選べば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
住宅ローンの種類や金利タイプなどによって、最終的な返済額や利息が変わってくるため、どのような種類があるのかを理解したうえで自身に適したものを選択することが大切です。
そこで今回は、住宅ローンを種類別の特徴と選び方を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
住宅ローンの種類①:公的住宅ローン
公的住宅ローンのひとつ「財形住宅融資」は、一般財形、財形年金、財形住宅貯蓄のいずれかを1年以上行っており、かつ貯蓄残高が50万円以上あるなどの条件を満たすと、利用することができます。
住宅の新築、購入やリフォームなどのいずれにも利用でき、その費用の90%が限度額です。
住宅金融支援機構から直接利用するか、勤労者退職金共済機構から融資を受ける財形持家転貸融資を利用するパターンがあります。
その他、公的ローンには民間よりも金利の低いものや、他の住宅ローンの一部を援助するものなどもあるので、お住まいの自治体に問い合わせてみるのも良いでしょう。
住宅ローンの種類②:民間ローン
民間の銀行等で扱っている住宅ローンは、融資条件や金利のタイプによってさまざまな種類に分かれており、多くの商品が提供されています。
主な金利タイプには変動金利型、固定金利選択型、全期間固定金利型の3つがあり、現在もっとも主流となっているのが「固定金利選択型」です。
「固定金利選択型」は、借入時から1年から20年までの間の一定期間において金利を固定し、その後にまた固定金利とするか変動金利(一定期間ごとに金利が見直される)とするかを選ぶことができます。
民間ローンは動向に応じて金利タイプを変更することが可能なので、そういったことを苦にしない方には向いていますが、選択肢が多すぎて選び方が難しいと感じる方もいるかもしれません。
住宅ローンの種類③:フラット35
「フラット35」は、民間の銀行等が窓口となって融資した住宅ローンの債権を独立行政法人である住宅金融支援機構が買い取り、証券化した債権を投資家に転売することで成り立っています。
これにより、最長35年の長期にわたる固定金利での住宅ローンを可能にしているのです。
金利は1.81%~2.76%程度で変動金利と比較すると高くつくことも多いですが、金利の変動をこまめにチェックする必要はなく、長期間の返済計画の見通しが付きやすいので初心者にもおすすめの方法といえるでしょう。
まとめ
住宅ローンによる総支払額は金利と返済金額で変わってきますので、これから自分がどの年齢でいくら返せるのか、長期的な返済計画をもとにしてローンの選び方を決める必要があるでしょう。
住宅ローンの種類によっては、利息の他にも保証料や事務取扱手数料などの諸費用がかかるものがあるので、合わせて確認しておくことも大切です。
ローン初心者の方でも無理なく返済できるよう、自分に合った返済方式を選択しましょう。
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