マイホームを購入する際には多くの方が住宅ローンを利用することかと思います。
住宅ローンの審査にスムーズに通るためには、事前にその審査基準を頭に入れておくというのも、ひとつの手です。
今回は住宅ローンの事前審査と本審査において重視されるポイントや、その審査基準についてまとめました。
住宅ローンの審査基準を知ろう 事前審査編
住宅ローンでは、銀行は多額のお金を個人向けに貸すことになります。
そのため、この人は貸したお金をきちんと返済できる能力があるのだろうか、というシビアな目で銀行は細かい項目を一つずつチェックしていきます。
住宅ローンの審査にスムーズに通るためにも、その審査基準を頭に入れておくことは重要と考えられます。
そもそも、住宅ローンは事前審査と本審査の二段階で審査が行われます。
事前審査は結果通知までも翌日から1週間程度と短く、比較的通りやすい審査です。
しかし、本審査となるとそうはいきません。
事前審査に通っても、本審査で落ちてしまったというケースも決して珍しい話ではありません。
それでは、その審査基準を具体的に見ていきましょう。
まずは事前審査の審査基準です。
銀行には店頭に表示されているものとは別の審査金利というものがあり、それは大体3〜4%に設定してあります。
銀行はこの審査金利を用いて、融資額が適正であるかどうかを審査します。
そして年収に対し、年間の返済額が30〜40%であることが望まれています。
この割合を返済負担率と言います。
その他には、他に借り入れがあるかどうかの確認や勤務先、勤続年数、年収、雇用形態、そして年齢などの項目を一つずつチェックしていきます。
この時に、個人の借り入れの滞納金や返済の遅延などがあった場合は個人信用情報として5年間残っていますので、審査に影響を及ぼす可能性があります。
住宅ローンの審査基準を知ろう 本審査編
事前審査に無事通ると本審査となりますが、その審査基準もより厳しい内容となってきます。
本審査では銀行に加えて、保証会社と保険会社も一緒に審査をすすめていきます。
保証会社は銀行が契約しているものです。
万が一契約した人がローンを返済できなくなってしまった場合に、保証会社が肩代わりをしてくれるのです。
審査項目は事前審査とほぼ同じですが、自分の会社の損得に関わる問題ですので、厳しい目で個人の返済能力を確かめます。
また住宅ローンでは、フラット35を除きほとんどの場合で団体信用生命保険に加入します。
保険会社は、その加入審査を行うのです。
団体信用生命保険では、契約した人が亡くなった際には保険料でローンの残金を帳消しにしてくれます。
ですので、持病がある場合などは審査に影響が出てきます。
そして最後の審査基準としては、購入物件の担保の評価額です。
住宅ローンの返済が不可能になった場合、物件の差し押さえをされ、競売にかけられますが、その際に十分な価値があるのかどうかを見られるのです。
これらの項目を全て確認し、本審査を通ると、住宅ローンを融資してもらえることとなります。
まとめ
住宅ローンには事前審査と本審査があり、それぞれ審査基準が設けられています。
年齢や年収だけでなく、信用情報や健康状態も影響することを頭に入れておきましょう。
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